山梨)「自然色」シートやネット、効果あるも普及は苦戦

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永沼仁
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 雨風から農作物を守ったり土木工事現場で使われたりするシートやネットを、景観に配慮して「茶系」に切り替える動きが山梨県内で広がりつつある。「ブルーシート」として知られるように、一般的には青色が多く、目立つために視線が引きつけられてしまうからだ。ただ、商品が割高だったり、そもそも効果が目立たなかったりして導入の動きは遅い。

 景観との調和を考え、県、市町村、民間団体、事業者は2014年、「自然色(いろ)シート・ネット普及研究会」を立ち上げた。

 景観になじむ色として選ばれたのが、ダークブラウンやグレーベージュ。「自然色」と名づけられた。県内企業などがシートやネットを開発し、観光地などで少しずつ活用されている。

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 積極的に取り組んでいるのが…

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