けがに泣きブラジルに渡った監督、静学スタイルで頂点へ
ひと
全国高校サッカー選手権で24大会ぶりに優勝した静岡学園の監督 川口修さん(46)
静岡学園を24大会ぶりの優勝に導いたのは同校OBの監督、川口修さん(46)だった。高校時代はけがに泣かされ、ブラジル留学で個人技を生かしたスタイルを学んだ。コーチとして戻った伝統校で名将の教えを学び、監督に就任してからは現代サッカーに必要なスパイスを加えて進化。いま指導者として自らに課す目標がある。
巧みなドリブルでゴール前に切り込む。「静学(しずがく)スタイル」と呼ばれる個人技を生かすサッカーで頂点に立った。「本当にしびれた。夢の世界です」。2点差をひっくり返す劇的勝利に声を震わせた。
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