和歌山)切磋琢磨する姉妹 フェンシングの東莉央・晟良

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山田知英
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 長さ14メートルのピスト(競技台)の中央で、マスクをかぶり金属繊維でできたジャケットを身につけた東晟良(せら)さん(20)が、剣を手に相手と向き合った。

 「アレ!」

 フランス語で試合開始の合図だ。銀色に光る剣がしなやかに動き、交わる。カツン、カツンと響く金属音。相手の剣を払って攻撃態勢に入ると、舞うように動いていた剣先が一閃(いっせん)、胴体を突き、得点を知らせる色ランプが点灯した。晟良さんはマスクを取ると、姉の莉央(りお)さん(21)と笑顔でハイタッチした。

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 昨年12月20日、鹿児島県

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