記述式、難しい自己採点 8割が「実点数との差」を懸念

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増谷文生
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 萩生田光一文部科学相は17日、2020年度から始まる大学入学共通テストで導入される国語と数学の記述式問題について、「導入見送りを判断した」と記者会見で表明した。記述式問題は、現行の学習指導要領が高校に育成を求めている「思考力・判断力・表現力」を評価するために導入が決まったものだ。解答を選択肢の中から選ぶのではなく、自力で考えをまとめて、わかりやすい文章や数式を書く力を確認することを目指していた。

 だが、特に国語の採点をめぐって、さまざまな問題点が指摘されてきた。

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 2017、18年に計2回実…

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