九電玄海原発の敷地内で火災 放射性物質漏れなし

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 10日午後4時ごろ、九州電力玄海原発佐賀県玄海町)の敷地内の変電所付近から出火、約40分後に唐津市消防本部が自然に鎮火したのを確認した。けが人はなく、変電所の配電盤の一部に焦げ跡などが確認されたという。運転中の3、4号機への影響や、放射性物質漏れはないとしている。

 消防や九電によると、所員が午後4時ごろ、煙を確認し、原発内にある九電の消防隊が出動。同17分に中央制御室の所員が「原発敷地内の変電所のトランス(変圧器)が燃えている。現在は煙しか見えない」と119番通報した。当時は停電の復旧作業をしていたといい、関連を調べている。

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