昭和だって考古学 集落跡・繁華街…遺跡は何を語る?

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編集委員・宮代栄一
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 縄文時代とか古墳時代などの大昔ばかりを扱う学問と思われがちな考古学。でも最近ちょっとだけ前の「昭和」(1926~89年)の時代の遺跡を発掘する例が増えつつあります。集落の跡や繁華街の跡、ハンセン病患者を監禁した施設など……。遺跡は何を語ってくれるのでしょうか?

戦争の記憶 形で残す 沖縄 ひめゆり学徒隊

 沖縄県中部の西原町にある県立埋蔵文化財センター。記者が訪れた日、その企画展示室で県内の10市町村との合同企画展「掘り出された戦前の沖縄」が開かれていました。

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 並べられていたのは、187…

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