日立製作所が日立化成を売却か 昭和電工軸に1兆円規模

有料記事

[PR]

 日立製作所が51%出資する主要子会社の化学大手・日立化成東証1部)の売却先をめぐり、化学大手・昭和電工を軸に交渉を進めていることが26日、わかった。日立化成は電池材料などで世界有数のシェアを持ち、売却額は1兆円近くに達する可能性がある。

 日立製作所は今春、ほかの上場子会社も含めたグループ事業見直しの一環として、日立化成の買い手を入札で募る手続きを始めた。売却益はIT事業投資に充てるとみられる。入札には化学や電子部品メーカー、投資ファンドなど国内外から参加者があり、昭和電工が高値を示している模様だ。

ここから続き

 日立化成は日立製作所の化学…

この記事は有料記事です。残り666文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら