ベビーベッドの窒息事故相次ぐ 収納扉開き頭部挟まる

有料記事

野村杏実
[PR]

 収納付きベビーベッドで、乳児が窒息する事故が続けて起きた。収納部分の扉が不意に開いて体が外にずり落ち、頭部が上枠とマットレスの間に挟まった。扉のロックが不完全だったとみられ、消費者庁は15日、開閉時は扉を引っ張るなどしてロックがきちんと掛かっていることを確認するよう注意を呼びかけた。

 事故は今年6月と9月に2件発生。生後8カ月の乳児が死亡、9カ月の乳児が重症となった。いずれも、保護者が乳児をベビーベッドに寝かせて別室に移動し、様子を見に戻ると収納部分の扉が開き、乳児の体が外に出て意識のない状態だったという。

 収納付きベビーベッドは、乳児の成長に応じて寝かせる床板の高さを調整でき、下部に扉付きの収納スペースがある。扉はバネ付きのピンを下げるとロックを解除でき、閉じる時は上枠の穴に差し込むようにする。

ここから続き

 国民生活センターは事故状況…

この記事は有料記事です。残り399文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら