東京)神宮第二、最後の高校野球公式戦 感謝の式典

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小林直子 滝口信之 木村浩之
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 数々の名勝負や選手の活躍の舞台となった神宮第二球場(東京都新宿区)で3日、最後の高校野球の公式戦があった。来年は東京五輪パラリンピック関連で使用され、その後に明治神宮外苑地区の再開発で解体されるためで、開催中の秋季都高校野球大会の準々決勝が最後の公式ゲームとなった。この日、都高校野球連盟が同球場への感謝を込めた式典を行った。

 大会は準決勝以降、神宮球場が会場となるため、通称「神二」はこの日で高校野球の役目を終えた。3日は第2試合の開始前に対戦する帝京と日大三の選手、監督、都高野連幹部がグラウンドに整列。堀内正会長は「聖地として利用させてもらった。いろいろな思い出が詰まっている。ありがとうございました」と球場と観客席の高校野球ファンに感謝の言葉を述べた。

 最後の試合は帝京―日大三。約5600の観客席は満員のファンで埋まり、両校の吹奏楽応援が花を添えるなど盛り上がった。試合も最後まで目が離せない接戦だった。

 帝京の前田三夫監督は試合後…

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