「前提全て崩れた」英語試験、高2と高1の備えは 駿台

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宮坂麻子
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 2020年度から行われる大学入学共通テストに使われるはずだった、英検やGTECなど英語民間試験の利用が1日、延期されることになった。高2生にとっては、システムのID登録の受け付けの初日の延期発表。国は24年度実施に向け見直すというが、どう見直せばいいのか。受験生は今後、どうすればいいのか。駿台教育研究所の石原賢一進学情報事業部長に聞いた。宮坂麻子

 延期はいいが、受験生にとっては、「これで英語民間試験を受けなくてよくなった」と、素直に喜べる状況には全くないことを、まず伝えたい。新しい大学入学共通テストの英語は、民間試験を使うことを前提に組み立てられてきた。

 これまで大学入試センター試験にはあった発音やアクセント、語句整序などの単独問題は、共通テストでは出題されない予定だった。これは再び出題されるのか。筆記試験200点、リスニング50点だったセンター試験の配点を、共通テストでは、リーディング100点、リスニング100点に変える予定だったが、その配点は元に戻すのか。共通テストの英語だけの問題ではない。

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