滋賀)叶匠寿庵の「あも」 百人一首もなか挟んで

有料記事

筒井次郎
【動画】銘菓「あも」 百人一首もなかで味わって
[PR]

 小倉百人一首の全国大会が開かれる大津市らしいお菓子を――。市内に本社がある和菓子会社「叶(かのう)匠寿庵(しょうじゅあん)」が、絵札をかたどった最中種(もなかだね)(もなかの皮)の新商品「あも歌留多(かるた)」をつくった。粒あんと餅でできた自社の「あも」(別売り)を挟む、新しい食べ方としてPRしていく。11月から全国77店舗で販売する。

 あも歌留多は、1枚が絵札より小ぶりな縦5・5センチ、横4センチ、厚さ0・4センチ。1センチ程度に切ったあもをサンドイッチのように挟む。あもの甘さと最中のパリパリとした食感が絶妙だ。

 天皇陛下の即位をきっかけに考案された。市内にある天智(てんじ)天皇をまつる近江神宮は、百人一首の競技かるた全国大会の舞台。競技かるたに打ち込む高校生を描いた漫画「ちはやふる」に描かれ、「かるたの聖地」とも言われる。

ここから続き

 神宮側にアイデアを伝えると…

この記事は有料記事です。残り487文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません