(スポーツ雑記帳)レガシー 形になること楽しみに

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スポーツライター 柚野真也
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 ラグビーワールドカップが盛り上がっている。日本代表の大活躍が牽引(けんいん)しているのは間違いない。大分では5試合が組まれ、これまでの2試合はニュージーランドオーストラリアのような“ティア1”と呼ばれる強豪国の試合を生観戦できたのだから申し分ない。尽力された関係者の方々に感謝したい。

 ラグビー熱はまだまだ続く。リーグ戦1試合と準々決勝2試合が大分であるのだから、にわかであってもなくても、便乗するしかない!

 さて、少し気が早いが、世界が注目するこのスポーツの祭典をいかにレガシー(遺産)として残していくか、ということを考えたい。2002年、世界規模のサッカーワールドカップ日韓大会も大分で開催された。インフラ整備され、素晴らしいハコモノが残った。中津江村とカメルーンの交流が今も続いているなど、確かにいくつかのレガシーはあった。

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 あの熱狂は、当時高校3年生…

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