いちからわかる 新しい国語の記述式問題とは

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増谷文生
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 大学入試センター試験に代わり、2021年1月に大学入学共通テストが始まる。センター試験からの大きな変更点は、国語と数学で導入される記述式問題だ。

 国語はマークシート式問題が大半を占めるが、マス目に文章を書く記述式問題が3問出題される。配点はマークシート部分だけで200点で、記述式問題は点数ではなく、「A」~「E」の5段階の「総合評価」で表示する。

 これは入試改革の制度設計を議論する過程で、「1点刻みの入試からの脱却」が求められたことを受けて導入された方法だ。大学は受け取った総合評価を、それぞれの判断で、段階ごとに点数換算するなどして合否判定に活用する。

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