宮崎)WSG、発信の後に問われる真価

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宮崎太介
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 世界の一流選手が華麗な技を宮崎市の木崎浜海岸で連日見せた「ワールドサーフィンゲームス」(WSG)が終わった。東京五輪の出場権がかかることや日本選手の活躍も加わり、観客数(主催者発表)は6万6千人に達した。競技会場隣であった音楽フェスティバルと合わせると8万8千人になる。大会関係者は「観客は多いだけでなく、反応も良くて盛り上がった」と振り返った。

 地元・宮崎では「『スポーツランドみやざき』の一つの大きな柱であるサーフィンの重要な大会。宮崎のサーフィン環境を発信する貴重な機会」(河野俊嗣知事)と位置づけ、会場に宮崎への移住に関する説明ブースを設け、移住者との交流会なども企画した。

 「発信」については成果はあった。観客はSNSなどで試合や選手との交流を発信し、主催者の国際サーフィン連盟(ISA)のフェルナンド・アギーレ会長も閉会式で「私たちは今や宮崎がサーフィンパラダイスということを知っている」と語った。

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 ただ、「発信後」については…

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