トランプ氏「臨戦態勢を」サウジ石油施設攻撃で報復示唆

有料記事

ワシントン=渡辺丘
[PR]

 サウジアラビアの石油施設への攻撃について、トランプ米大統領は15日、「検証結果次第で臨戦態勢をとる」とツイートし、サウジアラビアの検証結果によっては報復を辞さないことを示唆した。米政府高官は「イランの関与」を主張しているが、イラン側は全面的に否定しており、両国の緊張がさらに高まる恐れがある。

 トランプ氏は「我々は犯人を知っていると信じる理由がある」としつつ、「誰が攻撃をしたのかについてサウジから(見解を)聞くのを待っている」と述べ、サウジによる検証を待って対応策を判断する考えを示した。

 攻撃されたのは、サウジ東部にある国営石油会社の石油施設2カ所。14日に無人機ドローン)による攻撃を受け、サウジ政府は原油生産量の約半分が一時的に生産停止になったとしている。隣国イエメンでイランが支援する反政府武装組織フーシが、10機のドローンで攻撃したと犯行を表明している。

 ポンペオ米国務長官は同日…

この記事は有料記事です。残り501文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら