宮城)あの時どう逃げた 石巻100人の証言、教訓探る

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 震災で住民の1割以上、約500人が犠牲になった宮城県石巻市門脇・南浜地区で、津波を逃げ延びた人たちがあの時、何を考え、迷い、どう避難したかを聞き取る作業が進められている。助からなかった命を無駄にせぬため、教訓をどんな方法で伝えるか。近く目標の100人に達する。

 公益社団法人3・11みらいサポート(石巻市)と、東北大災害科学国際研究所が、2016年から共同で取り組む「あの時プロジェクト」だ。

 8月末に証言に応じたのは和田実さん(82)。南浜町3丁目で一人暮らしをしていた。

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 市内に車で出かけて帰宅する…

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