愛知)創作で挑む高校演劇 「大人演じる」2作が代表に

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宮沢崇志
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 高校演劇部が競う中部日本高校演劇大会愛知県大会が12日まで豊橋市で開催された。県内9地区の代表25校が5日間にわたって演技を披露し、12月に富山市で開かれる中部大会へ進む6校が決まった。原作も既存台本もない創作台本による劇では、滝(江南市)と桜丘(豊橋市)の2校が県代表入りした。

 創作台本は新鮮な物語を演じることができる半面、仕上げるまでに時間がかかる。一方、既存台本は過去の舞台を参考にできるが、演出の独創性や演技での高い完成度が求められる。大会での評価でどちらが有利とは言い切れないものの、創作台本に取り組んだ学校は一般的に「挑戦した」と見なされる。

 県大会に創作台本で臨んだ学校は9校。県代表に選ばれた2校の作品は、いずれも主要登場人物を大人に設定した内容だった。

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 滝の「先生!バナナはおやつ…

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