中国、映画祭をボイコット?台湾に圧力 旅行禁止に続き

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北京=延与光貞
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 中国メディアは7日、映画業界を指導・監督する国家映画局の情報として、11月に台湾で開かれる映画祭「金馬奨」への中国本土の映画関係者の参加を見合わせると報じた。中国側は台湾への個人旅行の許可を停止すると発表したばかり。中国への対抗姿勢を強める蔡英文(ツァイインウェン)政権にさらなる圧力をかける狙いがありそうだ。

 台湾総統府の報道官は7日、「芸術に政治の垣根を設けるべきではない。一連の禁止令は自ら世界への窓を閉ざすものだ」と批判するコメントを発表した。

 金馬奨は1962年に始まった中華圏を代表する映画祭の一つ。当初は台湾と香港の映画を主な対象としていたが、近年は中国本土の作品も出品されていた。

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 昨年は、2014年に台湾で…

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