中川翔子さん、京アニが描く女子「細すぎない足」に共感

有料記事京アニ放火

聞き手・加藤勇介
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 アニメファンで知られるタレントの中川翔子さんに、「京アニ」への思いを語ってもらった。

 「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」で初めて京アニさんの作品に触れ、「けいおん!」「Free!」「甘城(あまぎ)ブリリアントパーク」などが大好きです。「たまこまーけっと」の山田尚子監督と京アニの女性スタッフ3人の方とお食事会をしたこともありました。制作現場の様子や、楽しくお仕事をしているという話を伺いました。安否がすごく心配です。

 日本だけでなく世界に作品を届けてきた素晴らしい会社に、何をもっても取り戻すことができない多大な犠牲が起こったことに心からお悔やみを申し上げます。海外も含めて様々な所で寄付などの動きがあるのは、みんな京アニ作品に心を輝かせてもらった、助けてもらったというのがあると思います。

 私自身の芸能界でのお仕事を振り返っても、ハルヒのコスプレをして和田アキ子さんと一緒にテレビ出演させて頂いたことで多くの人に知ってもらえるようになりました。海外のライブでハルヒの劇中歌「God knows...」をカバーして歌うとすごく盛り上がります。京アニ作品に道を開いてもらいました。

 「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん!」の人気は、ネットが普及してニコニコ動画が盛んになった時代の波とも重なってアニメ文化が広まった時期でした。私の周囲でも、それまでアニメの話題をしなかった女の子が、カラオケで一緒にアニソンで盛り上がったりコスプレをしたり、一斉にアニメにはまったのを体感しました。それまでと違い、アニメが好きと大きな声で言えるようになりました。

 ハルヒやけいおん!の女の子…

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