京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで34人が死亡した放火殺人事件で、包丁6本とハンマーが建物の玄関付近に残されていたことが捜査関係者への取材でわかった。ガソリンの携行缶も近くで見つかり、京都府警はいずれも青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が運んできたとみて調べている。
捜査関係者によると、これらが見つかったのは、第1スタジオの玄関脇。包丁5本を入れた手提げかばんのほか、別の包丁1本とハンマーが台車とともに放置されていたという。
さらに南へ30メートルほど離れた路地にガソリンの残った携行缶二つがあった。府警は、青葉容疑者がここでガソリンを携行缶からバケツに移し替え、台車で包丁などとともに、玄関脇まで運んだとみている。
青葉容疑者は事件当時、赤色…
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