大阪)地震、台風被害の摂津市、修繕状況の調査を開始

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室矢英樹
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 摂津市は、大阪北部地震と昨年9月の台風21号で被災した住宅について、修繕状況を調べるアンケートの送付を始めた。市内では今なお屋根がブルーシートに覆われた住宅も多く、市は調査結果をもとに新たな支援策を検討する方針。

 市によると大阪北部地震と台風21号で計4217件の罹災(りさい)証明書を発行した。市は、被災者の負担軽減を図る被災住宅の修繕費を支援する制度を創設。世帯全員の総所得が430万円未満、工事費30万円以上の条件付きで、最大25万円を支給している。しかし、問い合わせが2496件にのぼった一方、申請は680件にとどまっている(6月末現在)。

 市防災管財課は「所得制限や工事費の線引きが適切かどうか。被災者の実情を調べ、今後の支援策を検討したい」として調査を決めた。

 アンケートは選択式20問と…

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