北海道)住民、観光客、国籍や世代超え、交流の場所を

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三木一哉
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 北海道函館市の中心市街地で商家だった木造古民家を買い、ゲストハウスの開業準備をしている民泊経営者が、店や倉庫だった1階と、アーケードの活用方法のアイデアを求めている。住民や専門家、デザイナーら約30人が7日夜に集まり、地元のためにどう使えばいいかを考える勉強会を開いた。

 建物は同市末広町の、古いアーケードの残る商店街にある築80年以上の元呉服店。後継者難で数年前に閉店した。文化財や歴史的な街並みの残る市西部地区で、家屋をまるごと貸し出す民泊業を営む合同会社コルディスの高田鮎子代表社員(41)が買い受けた。2階部分の3部屋を22人が泊まれるゲストハウスに改装し、海外からの個人旅行客を主な対象に、旅館業法上の簡易宿所として8月に開業を目指している。

 高田さんが悩んでいるのが、元店舗の1階部分(約70平方メートル)とアーケードの活用方法。宿泊客のたまり場にするだけではなく、地域の人も交えた交流や体験イベントなど、周辺住民にも使ってもらえる場所にしたいという。

 7日の勉強会では、まず高田…

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