柿沢前議員が「黙秘」から一転 元秘書の公判で事件の詳細を説明

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藤牧幸一 野田枝里子
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 東京都江東区長選をめぐる事件で、前法務副大臣の柿沢未途・前衆院議員(53)=公職選挙法違反の罪で有罪判決確定=の共犯などとして同法違反(買収)の罪に問われた元私設秘書・後藤周被告(38)の公判が26日、東京地裁であった。

 この日は柿沢前議員が証人として出廷。自身の公判では黙秘権を行使する形で事件の詳細を語らなかったが、一転、自身の主張を述べた。

 後藤元秘書は、柿沢前議員らと共謀し、前区長の木村弥生被告(58)=同法違反(買収、有料ネット広告)で公判中=を当選させる選挙運動の報酬として区議8人に計160万円を渡すなどしたとして起訴された。

 柿沢前議員は、2021年衆…

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