宮城)気仙沼・大島の中学生 海保と漂着ゴミ調査

有料記事

佐々木達也
[PR]

 宮城県気仙沼市の大島で24日、地元の大島中学校と気仙沼海上保安署が協力し、浜辺の清掃を兼ねた漂着ゴミの調査をした。プラスチックの破片やロープの切れ端などが多かった。

 調査したのは、7月に海開きをする海水浴場「小田の浜」。全校生徒27人と、同署員や市職員ら約20人が参加した。調査を前に、3年の石川彩美さん(14)が「島に橋がかかり、観光客がたくさん訪れている。今年の清掃は重要です」とあいさつした。

 5班に分かれ、砂浜に打ち上げられたゴミを拾っては、約60項目に分類する調査カードに書き込んだ。中学生たちは、環境汚染が懸念される微細なマイクロプラスチックの混入状況を調べるため、砂浜4カ所で60センチ四方の砂を採取して顕微鏡で観察。青色やピンク色のマイクロプラスチックとみられる破片を見つけた。

 この調査は、「海洋環境保全…

この記事は有料記事です。残り37文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません