医師殺害容疑の山形大生、事件の朝に複数の部屋のぞく姿

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 山形県東根市のマンション眼科医の矢口智恵美さん(50)が殺害された事件で、事件が起きた時間帯に黒っぽい服装の男がマンション内でほかの階の廊下をうろついたり、矢口さんの部屋に出入りしたりする様子が付近の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材でわかった。山形県警は、映っている男が殺人と住居侵入の疑いで逮捕した山形大学人文学部4年の加藤紘貴容疑者(23)=山形市東原町1丁目=とみて、動機を調べている。

 捜査関係者によると、事件が起きた5月19日早朝、黒っぽい服装の男が複数の部屋の前から室内をのぞくような様子が防犯カメラに映っていた。男はその後、2階の矢口さんの部屋に侵入したとみられている。玄関の扉にこじ開けられた形跡はなかったという。

 県警は13日午後、加藤容疑者を殺人などの疑いで送検する方針。

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 山形大によると、加藤容疑者…

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