若いがん経験者、体験を共有 ネットでも配信

有料記事がんとともに

上野創
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 若いがん経験者が体験や悩みを語り、ネットで同時配信する催しが25日、東京都中央区築地の国立がん研究センターであった。治療が子どもを産む能力に及ぼす影響や、外見が変わるつらさなどについて話し合った。

 思春期の人や若い成人は「AYA(アヤ)世代」と呼ばれ、支援の不足が指摘されている。がん経験者のインタビューをネット配信するNPO法人「がんノート」と、一般社団法人「AYAがんの医療と支援のあり方研究会」(AYA研)が催しを共催した。

 10代~20代で告知を受けた4人が語った。タレントの友寄(ともよせ)蓮さん(24)は高校生のときに急性リンパ性白血病と診断された。抗がん剤が妊娠に影響すると知らず、最近わかってショックを受けた。「でも、治療後に養子をもらった人と出会い、そういう選択肢もあるんだと思った」と話した。

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 急性骨髄性白血病を経験した…

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