神奈川)相模原市長室、「目隠し」を撤去

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石平道典
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 相模原市役所(同市中央区)2階の市長室への入り口ガラス扉などに張られた目隠し用のスモークフィルムが撤去され、外から内部が見えるようになった。4月の市長選で初当選した本村賢太郎市長の意向によるもので、開かれた市長室を目指す狙いだ。

 本村市長は市長選で「当選したらまず市長室の扉を取り払う」と訴えていた。だが、扉をなくした場合、夜間や土日などに誰でも市長室に入れてしまうというセキュリティー上の問題がある。シャッターを設置する案も検討したが、約600万円の費用がかかることから、フィルムを撤去する改修工事を決めた。費用は約10万円。

 工事は18日に行われ、ガラス扉と両側のガラスに張られた縦約1・9メートル、横約8・5メートルのフィルムをはがした。フィルムはガラスの飛散防止などのため、2010年に張られていた。

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 本村市長は22日の定例会見…

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