腸閉塞40回、入院に備え「パジャマ入りバッグ」を常備

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患者を生きる・食べる「読者編」(2)

 「大石静腸閉塞(へいそく)」には多くの体験談が寄せられました。昨日に続き、紹介します。

 ●入院用バッグを常備

 約30年前に職場健診で大腸がん子宮筋腫卵巣囊腫(のうしゅ)が同時に見つかりました。開腹手術をするなら一度に、ということで、大腸を約25センチ切除し、子宮と右側の卵巣を摘出しました。

 入院中に最初の腸閉塞が起こりました。以来、腸閉塞を40回繰り返し、うち8回は入院しました。いつ起こるかわからないので、自宅には、急に入院してもあわてないよう、必要なものを入れたバッグを常備しています。

 常備バッグは3個あります。車で約30分かかる病院にかかっているのですが、腸閉塞が起きると吐き気がひどく、車中で嘔吐(おうと)することもあります。このため一つ目のバッグには、嘔吐しても大丈夫なように洗面器やタオル、ティッシュなどが入れてあります。

 二つ目にはパジャマや下着…

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