愛媛)旅する「かなしきデブ猫ちゃん」、絵本が大人気

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寺田実穂子
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 ぽっちゃりした猫が愛媛県内を旅する創作童話絵本「かなしきデブ猫ちゃん」が人気を集めている。ふてぶてしくも愛らしい猫の冒険記。3月下旬の発売から約1カ月半で売り上げは累計2500部を突破し、女性誌でも取り上げられた。

 グレーと白の毛並みにクールな性格。物語の主人公は、松山市に住む一家の飼い猫「マル」だ。

 ある日、とあることからふてくされて家出。松山市から四国中央市今治市宇和島市へと大冒険が始まる。砥部町では県立とべ動物園の人気者、ホッキョクグマの「ピース」と泳ぐシーンも。しまなみ海道や道後温泉本館など、マルが旅する各地の風景がアクリル絵の具で鮮やかに描かれている。

 文は松山市在住の小説家早見…

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