10人はねられ女児ら2人死亡 87歳が運転 池袋事故
【動画】乗用車とごみ収集車が衝突した交差点周辺=熊倉隆広撮影
19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道の横断歩道2カ所で、高齢男性が運転する乗用車が歩行者らを次々とはねた。警視庁と東京消防庁によると10人が負傷した。このうち自転車に乗っていた30代の女性と、3歳ぐらいの女児が心肺停止で病院に搬送されたが、死亡が確認された。
目白署によると、乗用車は東京都板橋区の無職男性(87)が運転していた。1カ所目の横断歩道と、約70メートル離れた別の交差点の横断歩道で複数人をはねたという。男性も負傷した。乗用車は2カ所目の現場でごみ収集車と衝突し、ごみ収集車は横転した。
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(4月19日午後5時45分更新)
事故発生直後の速報で「ごみ収集車にはねられ約10人けが」と伝えましたが、警視庁のその後の調べで、歩行者や自転車をはねたのはごみ収集車ではなく乗用車であることがわかりました。ごみ収集車は乗用車と衝突して横転しましたが、歩行者らとは接触しなかったとみられています。