【動画】中3双子姉妹はエッセイスト 文学賞を相次ぎ受賞=宮崎亮撮影
田辺聖子文学館ジュニア文学賞のエッセイ部門中学生の部で、奈良県宇陀市の15歳の双子姉妹が昨年、今年と相次いで最優秀賞と優秀賞を受賞した。「ライバル的な」関係の二人。切磋琢磨(せっさたくま)して文章を磨き、身の回りの出来事を作品に仕立てた。
姉妹は、同県御所市の県立青翔中学校3年の大家(おおいえ)衣濃理(いのり)さん、衣穂理(いおり)さんだ。まず妹の衣穂理さんが昨年2月、322の応募作から最優秀賞に選ばれた。今年は姉の衣濃理さんが252作から優秀賞に。いずれも最優秀賞は1作品、優秀賞は2作品のみだった。
衣穂理さんの最優秀賞の作品は「ガネーシャが笑った日」。家族で通ったネパール料理店の料理人パピンドラさんとの思い出を書いた。
初めは片言だったパピンドラ…
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