鳥取)在外邦人の保護や救出の訓練 自衛隊が公開

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長崎緑子
【動画】陸海空の自衛隊による「在外邦人等保護措置訓練」=長崎緑子撮影
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 2016年3月に施行された安全保障関連法で可能になった自衛隊による在外邦人の保護や救出の訓練が航空自衛隊美保基地(境港市小篠津町)を中心に11日から始まり、13日に報道陣に訓練の様子が公開された。

 訓練は「在外邦人等保護措置訓練」。これまでに国外ではタイとジブチで各2回、国内では航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)と陸上自衛隊相馬原駐屯地群馬県榛東村)で各1回開かれており、今回は7回目。西日本では初めての開催で、陸上自衛隊(約200人)と海上自衛隊(約250人)、航空自衛隊(約70人)が参加した。

 初日の11日は、外務省など関係機関との連携などについて美保基地で机上訓練を実施。12、13日は海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」も参加し、外国にいる邦人らを保護して救出して国内に戻る訓練や、一時集合場所を取り囲んだ暴徒やバリケードなどへの対処を訓練した。武器使用を想定した訓練もあったという。

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 13日に日光演習場(伯耆町…

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