AIBO110台、安らかに… 解体前に「葬式」

稲田博一
【動画】約110台のAIBO(アイボ)を「供養」する「葬式」が開かれた=稲田博一撮影
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 ソニーのロボット犬AIBO(アイボ)の「葬式」が26日、千葉県いすみ市大野の光福寺であった。約110台のアイボが「供養」された。

 主催したのは旧型アイボの修理を引き受けているア・ファン(本社・習志野市)。部品を提供するために解体されるアイボと、その持ち主の心を慰めようと、2015年以来開いており、今回が6回目。

 関係者約30人と、1月に販売が始まった新型アイボなど各社の新しいロボットが参列。大井文彦住職(65)の読経に続いて、旧型アイボ2台が「妙法蓮華経」とお経を読み上げた。

 同社の乗松伸幸社長(63)は「新型が出て、旧型を修理して欲しいという依頼はむしろ増えている。古いアイボに愛着のある人が多いのでしょう」と話していた。(稲田博一)

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