介護人形が「調子はどない?」 関西弁話し持ち歌15曲

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一色涼
【動画】関西弁の介護人形「桃色花子」が人気=一色涼撮影
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 5歳女児を模し、関西弁で話し相手になる介護用人形「桃色花子」が、高齢女性らに売れている。童謡も歌い、「なんでやねん」と突っ込んでくれる。ペットロスに苦しんだ大阪府枚方市の成本倖子さん(56)が、癒やしを求めて開発した。

 桃色花子は5歳女児の想定だが、高齢者でも抱きかかえられるように、身長は約60センチ、体重は約1キロ。シリコーン製の手足は柔らかく、唇やまぶたが発声に合わせて電動で動く。

 「春が来た」など童謡15曲の持ち歌があり、「お歌を歌って」と話しかけると、胸部分にあるマイクで音声を自動認識して「さーくらー♪」などと歌い出す。「ただいま」など約40種の呼びかけには「調子はどない?」など約150種の応答ができる。「好き?」と尋ねると、「大好きやで」と返してくれる。

 10月下旬、大阪府高槻市内…

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