(フロントランナー)「介護民俗学」実践者・六車由実さん 聞く、書きとめる、理解する

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 語りの時間は不意に訪れる。

 自身が管理者を務めるデイサービス「すまいるほーむ」で、六車さんによる利用者への「聞き書き」がおもむろに始まった。他の利用者の前でも話しやすい雰囲気を探っていたようだ。

 語り手の女性は学校の運営資金を稼ぐため、中学生の頃競馬場で馬券を売っていた話を始めたかと思うと、勤…

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