(食の職人)わらびいか 里山の景色見立てて、春思う

有料記事食の職人

[PR]

 いまの暦に献立を合わせると、季節を先取る素材の「走り」は旧暦よりずっと早く、旬本番を迎える前に、息切れせぬかと思うことがあります。わたしが走りを使いはじめるのは、せいぜいひと月前くらいと考えています。

 そこでいまの時期、八寸のひと品にお出しするのが「わらびいか」です。

 いかを細工して、芽を出し…

この記事は有料記事です。残り417文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載食の職人

この連載の一覧を見る