(東日本大震災13年)亡き娘の「縁」、新たな家族と祈る 福島・南相馬

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 足を踏み入れるのは1年のうち一日だけと決めている。楽しかった思い出に、悲しい記憶が混じるから。

 かつて家族7人で暮らしていた福島県南相馬市原町区の自宅跡で、今田芳槙(よしまさ)さん(58)は11日午後2時46分、手を合わせて心の中で語りかけた。

 息子2人には「今頃、何の仕事していたかな」。妻に…

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