1993年の山形国際ドキュメンタリー映画祭。「音のない世界で」の、被写体と対等に向き合う態度に打たれ、上映後に登壇したニコラ・フィリベール監督の真摯(しんし)な人柄に感動した。ナレーションやインタビューを使わぬ手法で世界的な評価を得ているが、この映画は「かつて、ノルマンディーで」以来11年ぶりの日…
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