(問われぬ責任 東電旧経営陣無罪判決:中)「聖域化」した原子力本部

有料記事

[PR]

 東京・六本木にある原子力規制委員会。昨年12月、東京電力で原発を担う「原子力・立地本部」の増井秀企・副本部長に対し、山形浩史・緊急事態対策監はこう詰問した。

 「社長は刑事でも民事でも、責任をとらないということですか」

 東電は原発事業について、社長が持つ予算や体制づくりの権限を原発事業トップに渡…

この記事は有料記事です。残り1107文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら