折々のことば:1548 鷲田清一

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 わたしは、排除する側ではなく、排除される側で良かったと心底思います。

 (柳美里)

     ◇

 国も故郷もあらかじめ失われ、家族も散り散りとなった在日の作家は、幼い頃よりそうした囲いや支えを持ちえなかったので、ずっと「ぐらぐらした存在」だったと言う。どこにいてもそこは異邦。でもそのおかげで、「…

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