原爆小頭症しんちゃん、妹と生きてきた 胎内被爆の73歳、横浜の片隅で
広島への原爆投下時、母のおなかの中にいた「しんちゃん」は、生まれる前から被爆者だ。原爆小頭症となり、いま73歳。「ヒロシマ」を背負いながら、5歳年下の妹と横浜の片隅で生きてきた。
「あそこ」。しんちゃんが居間から指さした先に、小さな額に入った刺繍(ししゅう)の作品が二つ。「じかんかかるの。ひる…
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