(五輪をめぐる)栄光の架橋:4 体育館で一人演技、補欠の意地

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 2004年アテネ五輪で金メダルに挑んだ体操ニッポンの中で一人、調子の上がらない選手がいた。チーム最年少の中野大輔(36)だ。この時21歳。九州共立大の4年生だった。

 「実は、手首を痛めていたんです。それをずっと隠していた」。高校3年で手術した古傷が再び痛み出していた。日本を発つ直前の試技会でも精…

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