(おやじのせなか)天野篤さん 目の前で逝った姿、胸に

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 心臓を患った父を、私の判断ミスから死なせてしまったという思いが長く心にありました。私が心臓外科医になり、がむしゃらに仕事をし、今も執刀を続けているのは、父のことがあったからです。

 燃料商だった父は、急な注文が入ると灯油やプロパンガスのボンベを軽トラで配達していました。50キロもあるボンベを手際よ…

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