異業種の経験で環境変化に対応 大垣共立銀行、5年ぶり頭取交代へ

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大平要
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 大垣共立銀行岐阜県大垣市)は24日の取締役会で、新しい頭取に林敬治常務(64)が昇格する人事を内定した。境敏幸頭取(67)は代表権のある会長に就く。6月に開く株主総会後の取締役会で正式に決める。同行の頭取交代は2019年以来5年ぶり。

 境頭取は同日の会見で「人口減少や急速なデジタル技術の進展で、当社を取り巻く環境は刻々と変化している」と述べ、4月に新しい中期経営計画をスタートさせたタイミングでの交代が「ベストだ」と説明した。

 林氏は、同行の子会社設立に携わり、地元の不動産会社に社長として出向中には新規事業の立ち上げにも力を入れた。こうした銀行業以外の経験から「環境変化に対応できる人物だ」(境頭取)と判断したという。林氏は「時代の変化についていけるよう、行動の速度を上げたい」と話した。

 境頭取は、26年間頭取を務…

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