富士山「隠れ絶景」望む峠のテラス インバウンド呼び込む新たな拠点

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豊平森
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 かつて登山者だけが楽しめたという富士山の絶景スポットがある。まだ世界的には知られていないこの場所に、外国人観光客を呼び込もうと、地元自治体と旅行会社が新たな一手を打ち出した。

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 絶景が楽しめるのは富士山の北側、山梨県笛吹市富士河口湖町境の新道(しんどう)峠にある「FUJIYAMAツインテラス」だ。晴れた日には、標高1600メートルから、裾野の広がった富士山と河口湖、遠く山中湖まで一望できる。登山者や写真家の間で知られた隠れた名所だったが、市が2021年夏、設計費などを含め1億7800万円かけて、展望デッキや遊歩道を整備した。

 「ツインテラスから見る富士山は日本一。でも、まだ外国人観光客にあまり知られていない」。大手旅行会社・JTB甲府支店長の大川正勝さんはそう指摘する。

 まずはここに上がって感動を…

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