バズる発信の原動力は「量と質」の受験勉強　東大卒ユーチューバー

有料記事楽問のススメ

藤田大道
吹き出しアイコン中川文如さんのコメント
中川文如さん
写真・図版
ユーチューバーのあきぴでさん=2024年3月18日午後4時16分、東京都、藤田大道撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版

【楽問（がくもん）のススメ】

　学校、趣味、学び直し……。「学ぶ」「教える」の現場にいる方に取り組みや魅力を聞きます。今回は「東大卒ユーチューバー」あきぴでさんです。

[PR]

　東大卒の肩書ですか？　今は1%くらいしか役に立っていないと思います。それより、受験勉強で身についた力のほうが役立っています。

　ユーチューバーにつながる出発点は、「モテたい」という気持ちでした。イケメンではないし、歌もダンスも得意じゃない。でも、「俳優になってテレビに出て、超有名になったらモテるかも」。小学5、6年生のころでした。

大阪大に合格したけれど

　元々勉強は好きでした。やっ…

この記事は有料記事です。残り1106文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録（春トクキャンペーン中）ログインする

【締め切り迫る】有料記事読み放題！スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円！詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    中川文如
    （朝日新聞スポーツ部次長）
    2024年4月24日15時0分 投稿
    【視点】

    アラフィフの不肖・私にとって、ユーチューバーといえば、極めて今風でイケてる職業なイメージです。でも、あきぴでさんのこの独白に耳を傾けると、今風なコスパやタイパや蛙化現象とは対極にあるマインドセットを感じてしまいます。すべての出発点が「モテた

    …続きを読む

連載楽問のススメ

この連載の一覧を見る