ヘリのフライトレコーダー発見 衝突「可能性が高い」防衛相一問一答

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 伊豆諸島東方海域で20日深夜に海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が相次いで消息不明となった事故を受け、木原稔防衛相が21日午前9時、報道陣の取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。

 木原氏 (現場から)収容した隊員1名について、死亡を確認した。事故発生当初より懸命な捜索・救難活動を行ってきたものの、このような状況に至り、とても残念でならない。亡くなられた隊員のご冥福を心からお祈り申し上げる。

 その他の7名については、自衛隊として全力を挙げて捜索・救難にあたっている。具体的には、海上自衛隊および航空自衛隊の艦艇12隻、航空機7機。(航空機の)内訳は回転翼4基と固定翼3機。この他、海上保安庁からも船舶2隻および航空機1機も参加して、現場海域で捜索にあたっている。引き続き人命の救出に全力を尽くす。

 また、当該2機のフライトレコーダーを近接した場所において発見し回収した。このことも踏まえ、当該2機が衝突した可能性も含め墜落した原因を究明する。

 海上自衛隊のSH60型、回転翼航空機については訓練飛行を見合わせることとした。

 ――2機の位置関係は。衝突の可能性についてどのように見ているのか。

 木原氏 先ほど申し上げたよ…

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