ウクライナ北部に攻撃 17人死亡、40人入院 防空強化の議論加速

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ロンドン=藤原学思 ブリュッセル=森岡みづほ
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 ウクライナ北部の都市チェルニヒウで17日朝、ロシア軍によるミサイル攻撃があった。ロマコ市長代行によると、少なくとも17人が死亡し、78人が病院に運ばれた。ゼレンスキー大統領は、防空システムの供与を国際社会に呼びかけた。

 チェルニヒウはロシアとの国境から約80キロしか離れていない。ロマコ氏によると、3発のミサイルが市内の建物に当たり、被害を受けた集合住宅は20棟以上に上る。17日夜時点で、40人以上が入院しているという。

 ゼレンスキー氏は17日昼、「もし、ウクライナに十分な防空装備があり、世界にロシアのテロに対抗するだけの十分な決意があったなら、こんなことは起きなかった」とSNSで指摘。その後、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と電話で協議し、防空能力を強化する必要性を改めて訴えた。

■NATO、19日に理事会開…

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