TSMC第2工場は隣接地に 熊本県菊陽町、第1工場の1.5倍

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渡辺淳基
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 半導体の受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、2027年の稼働開始をめざす日本での第2工場について、熊本県菊陽町にある第1工場東側の隣接地に建設する方針をきめた。TSMCが同町に伝えた。今年末までに着工し、敷地面積は第1工場の1・5倍にあたる約32万平方メートルになる見通しだ。

 第2工場をめぐっては今月6日、TSMCの魏哲家(シーシー・ウェイ)最高経営責任者(CEO)が同町の第1工場を視察に訪れた岸田文雄首相と会談し、第2工場も「菊陽町に建設される予定だ」と伝えた。同社の第1、2工場への投資総額は200億ドル(約3兆円)にのぼり、日本政府は計約1兆2千億円を支援すると表明している。

 TSMCは第2工場で、回路…

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