報徳学園が中央学院を破り、決勝進出 堅実な攻めで相手投手に圧力
(30日、第96回選抜高校野球大会準決勝 報徳学園4―2中央学院)
◎…報徳学園(兵庫)の堅実さが攻守ともに上回った。攻めでは一~四回、いずれも先頭打者が出塁すると犠打で進塁。相手投手に圧力をかけ、一回の斎藤佑征の中前適時打、四回の辻本侑弥の右前適時打などを呼び込んだ。
安定した守備も相変わらず。八回には、1点を返されてなお2死二塁で、遊撃橋本友樹が三遊間への難しいゴロをさばき、相手の追い上げを断った。
中央学院(千葉)は早めの継投で接戦に持ち込んだ。八回に水嶋悠の適時打で2点差とし、九回も2死二、三塁としたが、ここで救援した報徳学園の今朝丸裕喜に屈した。(中小路徹)
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